自分の軌跡を形に


by kazuyuna
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メイドたちの昼

さて、今日のブログは、かまいたちの夜みたいなノベル風に書いてみます。
素人なので下手なのは勘弁してください。
(多少、分かりやすくするためにフィクションをいれてます)

暑い。僕は、照りつける太陽によって目を覚ました。
それを見越したように携帯が鳴る。
友人からのメールだ。

「今からメイド喫茶に行くんだけど、一緒に行かないか?」

そのメールを見た僕は……

  A 元々、興味がなかったので「今は忙しいから無理だ」と断った。
→ B 元々、興味があったので「是非行こう」とメールを送り返した。

元々、興味のあった僕は「是非行こう」とメールを送り返した。
待ち合わせ場所はメイド喫茶の前。現地集合だ。
背中にはリュック、中身は購入したゲームソフトが入っていた。

自分の姿を頭に浮かべた僕は、まさにAボーイ(秋葉ボーイ)だなと呟いたが
「いや、もうA中年だな」と思いなおして苦笑した。

僕が集合場所に着くと、既に友人2人が到着していた。
どうやら、目指しているメイド喫茶は2階にあるようだ。
友人と合流した僕は……

→ A 最初に入店するのをためらい、友人が階段を上がるまで待った。
  B はやる気持ちを抑えきれず、2段飛ばしで階段を駆け上った。

最初に入店するのをためらい、友人が階段を上がるまで待った。
入店すると入り口近くにいたメイド店員の声が飛んできた。

「お帰りなさいませ、旦那様」

話には聞いていたが、入店する際の言葉は「お帰りなさいませ」らしい。
ちなみに、出て行くときは「行ってらっしゃいませ」だ。
こんな事を知っているが、僕は初めて来店したことを付け加えておく。

フリードリンク制、もしくはランチ制の2つから選ばなければいけないらしい。
フリードリンクは割と高かったので、3人ともランチメニューを頼んだ。
結果的にランチメニューであるハンバーグカレーを注文することになった。

他メニューも頼みたかったが、ランチ制を選ぶと頼めないらしい。
……と後で知った。

しばらくして、ハンバーグカレーを持ってメイド店員がやってきた。
テーブルに置き終えた彼女は僕達に言った。

「お熱くなってますので、最初の一口はふ~ふ~させていただきますね
 よろしいですか?旦那様」

その言葉を聞いた僕は……

→ A 恥ずかしさを抑えながら、「はい」とだけ答えた。
  B 恥ずかしさに耐えられそうになかったので、丁重に断った。
  C 空腹だったので、聞く耳を持たずカレーを口に運んだ。

恥ずかしさを抑えながら、「はい」とだけ答えた。
分かりました、と答えたメイド店員はスプーンにカレーを一口分のせ
吐息を数回したあと、僕の口元にスプーンを寄せてきた。

「あ~ん。……美味しいですか?」

元々女性が得意ではない僕には、この空気は合わないと実感した。
「はい」と答えるだけで精一杯だった。
友人2人にも同じような動作がおこなわれた。

食事の最中にテーブル上にあったメニューにふと目をやると
「メイドとゲーム」という欄があることに気がついた。
僕は……

  A 面白そうだからやってみよう、と思ったのでメイド店員を呼んだ。
→ B 好奇心はあったが恥ずかしかったので友人に勧めてみた。

好奇心はあったが恥ずかしかったので友人に勧めてみた。
友人は「せっかくきたし、やってみよう」と言い、メイド店員を呼んだ。
友人が選んだゲームは「メイド de ヨーイドン」というゲーム。
2人で早飲み対決をおこない、勝てばメイド店員と写真を撮れるらしい。

並々とジュースが注がれたコップを渡された。
どう見ても友人のコップに注がれたジュースの量が多かった。
にもかかわらず、友人は勝利した。
友人曰く、「絶対に勝たせてくれるんじゃない?」とのこと。

「どんなポーズがいいですか?」

メイド店員が言う。写真に写る時のポーズのことらしい。
ピース、にゃんにゃん(猫みたいなポーズ)などがあるようだ。
答に戸惑っていた友人を見かねて、メイド店員は僕にも意見を求めてきた。
メイドからの問いかけに対して僕は……

  A 「ピースサインでお願いします」と無難に答えた。
  B 「もちろん、にゃんにゃんで!」と鼻息荒く答えた。
→ C 「そうですねぇ……」とお茶を濁した。愛想笑いが精一杯だったようだ。

「そうですねぇ……」とお茶を濁した。愛想笑いが精一杯だったようだ。
やっぱり、どうも空気が肌に合わないらしい。嫌というわけではないのだけど。
結局、友人はにゃンにゃンポーズを選択し、写真を撮り終えた。

煙草を吸いにいっていた友人が帰ってきたので、店から出ることにした。
料金は3人で2500円だったので、思ったより高くはなかった。

「行ってらっしゃいませ。旦那様」

【選択して下さい】
  A 僕はもう来ないだろうと思ったので振り返らなかった。
  B また近いうちに来たいと思ったので、メイドに握手を求めた。

【Aを選んだ貴方】
僕はもう来ないだろうと思ったので振り返らなかった。
言葉の終わりが少し寂しそうに聞こえたのは気のせいだろうか。
最後のあたりは、ほとんど聞こえず、周りが静寂に包まれた。
その声が、僕の聞いた最後の声だった……。




 
                  エンディングNO.1
                    『メイドと・・・』



【Bを選んだ貴方】
また近いうちに来たいと思ったので、メイドに握手を求めた。
僕の差し出した手に小さめの紙袋がのせられた。
きっちりと閉じられており、簡単には開けられそうにない。

「中身は旦那様の別荘でお確かめになってくださいね」

笑顔でそう言われたので、僕は素直に従うことにした。
その時の僕には、この紙袋が起こす悲劇を想像することは出来なかった……。




 
                  エンディングNO.2
                    『冥土の土産』
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by kazuyuna | 2006-08-03 17:57 | 日記