無い内定から内々定へ
2006年 05月 23日
昨日のブログにも書いたとおり、午前9時過ぎに電話しました。
ワンコールで出られたのでちょっと驚きましたね。
こんな感じでした。
管理人:「○○大学のカズと申します」
担当者:「おはようございます!昨日のお電話の件ですね?」
管理人:「はい」
担当者:「先日は最終選考にお越しいただいてありがとうございました。
是非、カズさんには我が社で働いていただきたいと思います」
管理人:「ありがとうございます」
担当者:「(他社選考を考慮して)今のお気持ちはどうでしょうか?」
管理人:「地元の企業で働きたいという気持ちもやはりあります」
とまぁ、素直に答えてしまいました。やっぱり嘘はつけませんでした。
ここで嘘ついても仕方ないしね。すると、
「私たちがカズさんのどんなところを評価したのかについてお話したいので
もう一度、こちらに来てもらってもいいですか?」
と仰られました。しかし、少し話を進めているうちに、来てもらうのには
時間がかかるということを考慮して下さり、
「期限を設けてお電話で結論をお聞かせくださっても構いません」と
仰ってくれました。本当に学生のことを考えてくれる企業だなと思いましたね。
最初はお言葉に甘えて、5月中に電話するということで話を進めてたのですが
最終までお付き合いしてくれて、最後もきちんと相手に対する思いやりの
気持ちを忘れていない企業に対しては、やはり自分も最大限の敬意を
表すべきではないのか?
という気持ちが生まれまして、やはりもう一度訪問することにしました。
いい人達ばかりだと感じていますし、このまま電話で終わることになったら
申しわけないという気持ちもありました。
もちろん、自分のどのような点が評価されたのかも気になりましたしね。
ということで、今週の金曜日にまた往復5時間ほどかけていってきます。
確かにお金もかかりますけど、お金じゃ買えないもののために行くんです。
自分で働いたお金じゃないのにこんな事を言うのは、おこがましいですけど
それでもやっぱり、このまま電話で終わりたくはない企業でしたので。
また、このことによって更に情が沸き、迷うことになるかもしれませんけれど。
さて、どうやら内々定をいただけたようなので、先日感じた手ごたえは
間違っていなかったということになりますね。
では、最終面接がどんな感じだったのかをちょっとだけ紹介します。
ちょっと言い回しが違うところもあると思いますが、だいたいの感じです。
【抜粋A】
面接官:「情報処理系の資格をとったのは、大学の勉学の延長なの?」
*管理人は、情報工学を専攻しております
管理人:「そうですね、自分が大学で学んだことがきちんと身について
いるのかを確かめてみたいと思いました。
また、社会に出れば自分にどの程度の力があるのかを口だけで
言っても信用してくれないと思います。」
面接官:「うん、確かにそうだね」
管理人:「ですから、自分の力がきちんとあるということを証明するために
時間のとれる学生時代に、この資格を取ろうと思いました」
この場面では、自分の行動を起こした動機やそれに向けての努力を語れた
と思います。エピソード自体は大したものでなくても、気持ちや取り組み方が
大事であると自分では思っていますし、そこを評価していただけたのかな。
【抜粋B】
面接官:「SE(システムエンジニア)には、社内SEなど、メーカー系でも
必要とされていますが、どうして(ソリューション事業の多い)
我が社を選んだのですか?」
*ソリューションとは、主に企業を顧客として問題解決のためのシステムを
提案、構築すること
管理人:「メーカー系で必要とされているSEは、主に社内のシステムを開発
したり、その企業のハードに組み込むソフトウェアのみを作成します。
御社のようにソリューション事業をおこなっている企業ならば、様々な
企業の方と出会えますし、より多くのシステム開発をおこなえると
思っておりますので、志望させていただきました」
面接官:「確かに、それはカズ君の認識は正しいですね。
我が社のように~(以下、企業さんの説明)」
この場面では、なぜその企業を選んだのかを他社の事業と比較して、きちんと
(自分なりにですが)述べられたと思います。もちろん、稚拙な説明ですが、
最後まで自分の考えが説明できたということが評価されたのかな。
【抜粋C】
面接官:「カズ君の面白いところは、どんな所だと思いますか?」
管理人:「(少し間を置いて)
「この人は、自分がこういった事を言えばきっと
笑ってくれるだろうなぁ」ということが直感的に分かるという
ところでしょうか。少し抽象的な説明なのですが」
面接官:「なるほど」
(他の話題を挟んで)
面接官:「カズ君は、女性は得意ですか?」
管理人:「そうですねぇ……。あまり得意ではないかもしれません」
面接官:「我が社は女性の比率が多いですけど、大丈夫ですか?」
管理人:「ええ、まぁ。女性が得意というわけではないのですが……
苦手というわけでもありませんので」
(面接官、(多分)3人とも笑ってくれました)
管理人:「ですので、そこはなんとか上手くやっていけるのではないかと」
(面接官につられて管理人も笑顔に)
面接官:「うん、カズ君は今の顔のほうがいいね。今までは、真面目な院生と
いうイメージしかなかったけど、違った一面を持っていることが
分かったよ。もし、他社の面接試験にいっても笑顔でいたほうが
いいと思いますよ」
この場面では、「自分の面白いところ」を相手に説明した上で、その後の
会話でそれを証明できたことが大きかったのではないかと思っています。
また、「真面目である」という一面以外に「面白い人だ」というイメージを
与えることが出来たので、一緒に働いてみたい人物だと思っていただけたの
ではないでしょうか?ただ正直、「もし、他社の~」は死亡フラグかと思ってしまいましたが、どうやら取り越し苦労だったようです。
と、まぁこんな感じですね。面接で大事なのはやっぱり表情と自分の気持ちを
素直に話すこと。そして、「会話」を楽しむことだと思いました。
以下は、ネット上で見た面接官の意見なのですが、
「私は、学生達が用意してきた文章を聞きたいのではない。
学生達と「会話」を楽しみたいのですよ」
今回の面接を通して、この意見が身にしみて分かりました。
実際、面接が終わった後の感想は「楽しかった、もっと話してみたい」
でしたから。面接官の方もそう思ってくださっているといいのですけれど。
面接官の方が、自分を一緒に働く新卒として選んでくださったのですから、
少なからずともそう思っても構いませんよね?
今回のことは大きな自信に繋がりました。
今後の就職活動でも、就職活動が終わってもきっと自分にとって必要な能力を
身につけることができたのではないかなぁと思っています。
このブログを最後まで読んでくれた方へ。
長文を最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
来年以降、就職活動を受ける方の参考になっていれば幸いです。
ワンコールで出られたのでちょっと驚きましたね。
こんな感じでした。
管理人:「○○大学のカズと申します」
担当者:「おはようございます!昨日のお電話の件ですね?」
管理人:「はい」
担当者:「先日は最終選考にお越しいただいてありがとうございました。
是非、カズさんには我が社で働いていただきたいと思います」
管理人:「ありがとうございます」
担当者:「(他社選考を考慮して)今のお気持ちはどうでしょうか?」
管理人:「地元の企業で働きたいという気持ちもやはりあります」
とまぁ、素直に答えてしまいました。やっぱり嘘はつけませんでした。
ここで嘘ついても仕方ないしね。すると、
「私たちがカズさんのどんなところを評価したのかについてお話したいので
もう一度、こちらに来てもらってもいいですか?」
と仰られました。しかし、少し話を進めているうちに、来てもらうのには
時間がかかるということを考慮して下さり、
「期限を設けてお電話で結論をお聞かせくださっても構いません」と
仰ってくれました。本当に学生のことを考えてくれる企業だなと思いましたね。
最初はお言葉に甘えて、5月中に電話するということで話を進めてたのですが
最終までお付き合いしてくれて、最後もきちんと相手に対する思いやりの
気持ちを忘れていない企業に対しては、やはり自分も最大限の敬意を
表すべきではないのか?
という気持ちが生まれまして、やはりもう一度訪問することにしました。
いい人達ばかりだと感じていますし、このまま電話で終わることになったら
申しわけないという気持ちもありました。
もちろん、自分のどのような点が評価されたのかも気になりましたしね。
ということで、今週の金曜日にまた往復5時間ほどかけていってきます。
確かにお金もかかりますけど、お金じゃ買えないもののために行くんです。
自分で働いたお金じゃないのにこんな事を言うのは、おこがましいですけど
それでもやっぱり、このまま電話で終わりたくはない企業でしたので。
また、このことによって更に情が沸き、迷うことになるかもしれませんけれど。
さて、どうやら内々定をいただけたようなので、先日感じた手ごたえは
間違っていなかったということになりますね。
では、最終面接がどんな感じだったのかをちょっとだけ紹介します。
ちょっと言い回しが違うところもあると思いますが、だいたいの感じです。
【抜粋A】
面接官:「情報処理系の資格をとったのは、大学の勉学の延長なの?」
*管理人は、情報工学を専攻しております
管理人:「そうですね、自分が大学で学んだことがきちんと身について
いるのかを確かめてみたいと思いました。
また、社会に出れば自分にどの程度の力があるのかを口だけで
言っても信用してくれないと思います。」
面接官:「うん、確かにそうだね」
管理人:「ですから、自分の力がきちんとあるということを証明するために
時間のとれる学生時代に、この資格を取ろうと思いました」
この場面では、自分の行動を起こした動機やそれに向けての努力を語れた
と思います。エピソード自体は大したものでなくても、気持ちや取り組み方が
大事であると自分では思っていますし、そこを評価していただけたのかな。
【抜粋B】
面接官:「SE(システムエンジニア)には、社内SEなど、メーカー系でも
必要とされていますが、どうして(ソリューション事業の多い)
我が社を選んだのですか?」
*ソリューションとは、主に企業を顧客として問題解決のためのシステムを
提案、構築すること
管理人:「メーカー系で必要とされているSEは、主に社内のシステムを開発
したり、その企業のハードに組み込むソフトウェアのみを作成します。
御社のようにソリューション事業をおこなっている企業ならば、様々な
企業の方と出会えますし、より多くのシステム開発をおこなえると
思っておりますので、志望させていただきました」
面接官:「確かに、それはカズ君の認識は正しいですね。
我が社のように~(以下、企業さんの説明)」
この場面では、なぜその企業を選んだのかを他社の事業と比較して、きちんと
(自分なりにですが)述べられたと思います。もちろん、稚拙な説明ですが、
最後まで自分の考えが説明できたということが評価されたのかな。
【抜粋C】
面接官:「カズ君の面白いところは、どんな所だと思いますか?」
管理人:「(少し間を置いて)
「この人は、自分がこういった事を言えばきっと
笑ってくれるだろうなぁ」ということが直感的に分かるという
ところでしょうか。少し抽象的な説明なのですが」
面接官:「なるほど」
(他の話題を挟んで)
面接官:「カズ君は、女性は得意ですか?」
管理人:「そうですねぇ……。あまり得意ではないかもしれません」
面接官:「我が社は女性の比率が多いですけど、大丈夫ですか?」
管理人:「ええ、まぁ。女性が得意というわけではないのですが……
苦手というわけでもありませんので」
(面接官、(多分)3人とも笑ってくれました)
管理人:「ですので、そこはなんとか上手くやっていけるのではないかと」
(面接官につられて管理人も笑顔に)
面接官:「うん、カズ君は今の顔のほうがいいね。今までは、真面目な院生と
いうイメージしかなかったけど、違った一面を持っていることが
分かったよ。もし、他社の面接試験にいっても笑顔でいたほうが
いいと思いますよ」
この場面では、「自分の面白いところ」を相手に説明した上で、その後の
会話でそれを証明できたことが大きかったのではないかと思っています。
また、「真面目である」という一面以外に「面白い人だ」というイメージを
与えることが出来たので、一緒に働いてみたい人物だと思っていただけたの
ではないでしょうか?ただ正直、「もし、他社の~」は死亡フラグかと思ってしまいましたが、どうやら取り越し苦労だったようです。
と、まぁこんな感じですね。面接で大事なのはやっぱり表情と自分の気持ちを
素直に話すこと。そして、「会話」を楽しむことだと思いました。
以下は、ネット上で見た面接官の意見なのですが、
「私は、学生達が用意してきた文章を聞きたいのではない。
学生達と「会話」を楽しみたいのですよ」
今回の面接を通して、この意見が身にしみて分かりました。
実際、面接が終わった後の感想は「楽しかった、もっと話してみたい」
でしたから。面接官の方もそう思ってくださっているといいのですけれど。
面接官の方が、自分を一緒に働く新卒として選んでくださったのですから、
少なからずともそう思っても構いませんよね?
今回のことは大きな自信に繋がりました。
今後の就職活動でも、就職活動が終わってもきっと自分にとって必要な能力を
身につけることができたのではないかなぁと思っています。
このブログを最後まで読んでくれた方へ。
長文を最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
来年以降、就職活動を受ける方の参考になっていれば幸いです。
by kazuyuna
| 2006-05-23 12:38
| 思ふこと